男性にとって女性からの告白をスルーする心理と言うのは様々です。
それは、女性側としても同様ですが、「決して付き合いたくない訳では無いのだが…」という曖昧な心理という要素も含んでおります。
男性の場合は、女性に対して押せ押せでアプローチするのが効果的ですが、女性側になってしまうと告白することさえ勇気のいることなので、そう簡単にはいかないのが現状です。
もちろんそればかりではなく、男性側にとって告白をスルーした方が都合良い場合など、損得勘定が働く心理もあります。
では、女性からの告白をスルーする男性心理には一体どういったものがあるのか、なぜ告白をスルーするのかを5つのパターンとして解説していきます。
「付き合ってもいいけど付き合わなくてもいい」と考えている
これは男女共通で言えることですが、「付き合ってもいいけど付き合わなくてもいい」という半端な心理が動いているときに、相手からの告白をスルーする場合があります。
この状況下の場合、得策なのはひたすら「待ち」に徹することです。
男性側の場合は悩んでいる女性に積極的にアプローチすれば可能性は高まるのですが、女性側の場合はそんなにガツガツしていたら、かえって重さを感じさせて引かれてしまうリスクが高いです。
男性の心理たるもの、しつこくグイグイ言い寄るような強気な女性はあまり求めていません。もっとも相手が草食系の男性なら、そのような女性も歓迎される可能性はありますが……
特に男性へのアプローチ慣れをしていない女性の場合は、迂闊に焦って重い言動を取ってしまう可能性が高いので、押せ押せは避けるべきです。
むしろ、「男性に告白した。スルーされた。以上」という心持ちで、何もせずに待っていた方が確率は高まります。
時間が経つと男性は気持ちが高まりやすいが、女性は気持ちが冷めやすい
「男性に告白した。スルーされた。以上」という心持ちで何もせずに待っていた結果、「2~3ヶ月ほど経過した後に男性側から言い寄ってくる」というパターンも少なくありません。
男性の場合、2~3ヶ月経過した頃に急に相手を意識し始めることも多々あるからです。そうなると、相手の男性と付き合うことも容易になります。
ただし、「2~3ヶ月ほど経過した後に男性側から言い寄ってきたが、あなたの気持ちがすでに冷めてしまっている」というパターンもあり得るので要注意です。女性の方が恋愛において冷めやすい(切り替えが早い)傾向にあるからです。
もしあなたが2~3ヶ月待っても冷めない気持ちを持っているのであれば、待ちに徹することで告白した男性と付き合える可能性は高まります。
ただ、「時間が経つと男性は気持ちが高まりやすいが、女性は気持ちが冷めやすい」という、男女間での心理的な違いがあることは心構えとして知っておいた方が良いでしょう。
「待ち」に徹するのが得策とはいえ、あなたの気持ちが先に冷めてしまいそうな場合は、あなた自身の心理変化によって付き合うことができなくなります。
すでにパートナーがいて「どうしようか」と悩んでいる
男性側にすでにパートナーがいてどうしようか悩んでいるときに、女性からの告白をスルーすることがあります。
要するに彼女か奥さんがすでにいて、「どうしようか」と悩んでおり、すぐに即決できないから時間を下さいという場合に起こり得る現象です。
この「どうしようか」の部分が重要です。
「彼女や奥さんと別れてあなたと本気で付き合う」のか、それとも「彼女や奥さんと別れずにあなたをセカンドにして付き合う」のか悩んでいるということです。
本来この状況下の場合、別に本気でもセカンドでもない場合は、女性から告白されたらスルーせずに「お断り」するのが男性心理の基本です。
しかし、スルーするという事は、「あなたの事を少しは気になっている」という心理状況でもあり、「本気かセカンドか」のどちらかに揺れ動いている可能性が高いのです。
本気かセカンドかを見抜く方法
既にパートナーのいる男性が告白をスルーした時に、女性側として一番に知りたいのは「私のことを本気で悩んでいるのか? それともセカンドとして悩んでいるのか?」という所かと思います。
これを知る方法としては、将来について「軽いノリ」で話してみることです。
付き合ってこれから先の事や、どういう事をしていきたいのか、というのを軽いノリで交えて話してみて下さい。
また、年齢によっては結婚のワードを用いても良いでしょう(あくまで軽いノリで)。
この「軽いノリ」で話してみることが非常に重要です。真剣なトーンで話してしまうと、男性側がたとえ本気であなたのことを気になっていたとしても、重さを感じて避けてしまうリスクがあります。
もし、この軽いノリでも反応が薄いようでしたら、セカンド扱いされているので避けて下さい。女性にとっては現実を受け入れたくない人も多いかと思いますが、避けて下さい。
恋愛の辛い出来事は時間が解決してくれます。男性より女性のほうがその傾向にあります。
「今の関係性を壊したくない」と考えている
男性が「今の関係性を壊したくない」と考えているときに、女性からの告白をスルーすることがあります。
たとえば、異性の友達として仲良くしていきたい場合、「付き合わない」という答えを出してしまうと友達としての壁ができてしまう可能性があります。それを察して、告白をスルーしたいという心理が発生しています。
特に若い年代や、恋愛慣れしていない方に多く見られる傾向であり、「答えを出したらもう今の関係性を保つことはできないのではないか」という不安から来るものです。
とはいえ「付き合わない」と断定された訳ではないので、自ら「付き合えなくても大丈夫だよ、友達としての関係性が崩れる訳ではないから」なんて野暮な発言は不必要です。
それよりも、「男性に告白した。スルーされた。以上(いつも通り振る舞おう)」という気持ちでいることが重要です。先ほども触れましたが、男性の場合、時間が経過した頃に急に相手を意識し始めることも多々あるからです。
また、付き合うことが無理だったとしても、今後も友達として接していきたいなら、やはりいつも通り振る舞ったほうがいいでしょう。
単純に告白慣れしていない
男性が単純に告白慣れしていないとき、女性からの告白をスルーすることがあります。
恋愛経験が極端に少なくて、どうしていいか分からずパニックに陥っている状況に起こる心理です。
YESでもNOでも無く、まず告白されたことが無いせいか思わずスルーしてしまった、ウブな男性心理と言えます。
下手に男性を焦らしてもさらにパニックに陥るだけなので、相手の出方をじっくり待ってみましょう。
告白慣れしていない分だけ、日にちもそこまでかからずにYESでもNOでも真面目に答えを伝えてくれる男性が多いです。
「価値が高すぎる女性から告白された」と思っている
男性が「価値が高すぎる女性から告白された」と思っているときに、女性からの告白をスルーする場合があります。
自分よりも価値が高いと感じる人(ルックスが凄く良い、社会的ステータスが高い人など)から告白されると、男女共に「何で俺(私)なの?」という心理に陥るかと思います。
これは「無価値観」と呼ばれるもので、「自分と相手(他者)との価値に差があり過ぎる」と感じる時に出てくるものです。
人間面白いもので、心の中ではやれ「女優と付き合いたい」だの、やれ「イケメン俳優と付き合いたい」だの思うものの、いざそんな人から目の前で告白されたら「いや…それは…」なんて下を向いてしまうものです。
つまり、「内心は付き合いたいが、相手に釣り合う程の人間でもないし…」という不安からか、告白をスルーしてしまう心理が働いてしまうのです。
女性側が男性を引っ張るようにする
もし男性側があなたのことを「自分なんかよりも価値の高い女性である」と感じていそうなときは、男性よりも余裕がある分だけ、引っ張ってあげるようにしましょう。
相手の男性は自分のほうが価値が低く釣り合わないはずだと思い、不安に思っているわけです。基本的に自信がないわけです、
そこで「私があなたを好きになった理由は~」という様に、愛嬌たっぷりの自信満々な態度で引っ張りつつ、好きになった理由などを説明してあげると、相手の男性も不安から解放されて付き合いたいと思うようになるでしょう。
なお、「何で女性の私が引っ張らなければならないの?」と思うのであれば、その程度の男だったということで、次に行きましょう。
【ゆう】
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- 「どうして…?」女性からの告白をスルーする男性の心理5パターン - 2018年6月13日
コメント
相手との関係性にもよりますが、嫌がらせの類と疑うというのもあるのではないでしょうか。特によく知らない相手の場合。
ただ、中高生ならともかくいい大人の場合、嫌がらせをして楽しいのかは疑問ですが。
子どもの頃、嘘告白を受けたのでそう思います。正確には嘘告白かどうかは確認していません。特に自分は魅力もないので。どう考えても不自然な告白だと思ったので無視しました。